コラム

    • 新年のご挨拶(2017年)

    • 2017年01月01日2017:01:01:00:00:01
      • 青柳俊
        • 先見創意の会 代表幹事

 
「先見創意の会」会員の皆様、会員以外でホームページをご覧になっている皆様、あけましておめでとうございます。
 
健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 
「先見創意の会」もホームページを開設してから13年を迎えましたが、この間コラムニストの皆さんのお陰で一度の欠落もなく毎週の更新が継続しています。コラムニストの皆さんには深く感謝申し上げます。コラム内容も多彩でタイムリーな充実したものが多く、これから編集に取り掛かる『医療百論2017』も大いに期待されます。
 
国内的には自民党を主体とする安倍政権が誕生してから4年が過ぎました。久しぶりに安定した政権が続き落ち着きを取り戻したように思いますが、なりふり構わない経済最優先の政策が目に余り、社会的弱者にそのしわ寄せが見られ格差社会の進行が続いています。
 
超高齢化社会と少子化が相まって医療・福祉政策の見直しも始まっています。20数年前から危惧されていたこれらの諸課題に対する有効な政策は無為に終わり、各産業分野の人手・人材不足も深刻化しており待ったなしの状況と思います。
 
国際的には主要国の政権交代や厳しい中東情勢に起因する難民・移民問題が深刻さを増し、さらには「テロ事件」の多発など落ち着かない情勢が続いています。昨年も指摘したこれら諸課題には解決の糸口は見つからず、むしろ悪化の道をたどっているように感じます。
 
国連の機能不全、冷戦時代を彷彿とさせる東西対立が激しくなり、強力なリーダーシップが期待される米国では「ハッタリとマスコミ受けする過激な発言」の商売人が「言い訳と言い逃れに長けた」弁護士を打ち負かし大統領に選出されました。前政権の政策を悉く否定する選挙公約をどのように実現するのか、あるいは大言壮語した選挙公約をどのように軌道修正するのかが注目されています。「商売人の、商売人による、商売人のための、政治」の旗を掲げる米国を想像するだけで幻滅させられます。
 
新しい年を迎え、国内的にも国際的にも地震や異常気象による自然災害発生が少ない一年を願い、経済優先の「殺伐とした社会」ではなく、人と人の繋がりや絆を大切にする「温かみのある社会」、「安心安全を重視する社会」や「戦禍に見舞われない社会」実現の夢に一歩でも踏み出せるような一年になって欲しいものです。
 
 
2017年1月1日
「先見創意の会」代表幹事
青柳 俊

コラムニスト一覧
月別アーカイブ