コラム

    • 2012年 新年のご挨拶

    • 2012年01月01日2012:01:01:00:05:00
      • 青柳俊
        • 先見創意の会 代表幹事

 

 「先見創意の会」会員の皆様、そして会員以外でホームページをご覧になっている皆様、明けましておめでとう御座います。健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 
 
 先見創意の会もホームページを開設してから8年目を迎えております。昨年も、コラムニストの皆さんのお陰で、一度の欠落もなく毎週の更新が続いております。皆様には深く感謝申し上げます。コラムもタイムリーで充実した内容が数多く、これから始まる『医療百論2012』の編集が楽しみです。
 
 100年に一度の金違融危機からの回復がままならない中、1000年に一度の大震災に見舞われると同時に原子力発電事故も勃発し、更には日本企業の進出著しいタイでの洪水による操業停止などなど、想定外の震災や事故が発生し、落ち着かない暗い一年だったと思います。しかし、日本医師会、各地地方医師会や医療関係者の皆さんの震災地域での懸命な医療活動がマスメディアで数多く報じられ、大変心強く感じたことは印象深く記憶に残っています。
 
 
 民主党政権が発足してから2年を過ぎましたが、既に3人目の総理大臣が政権を運営しています。いずれもその政権運営の稚拙さが顕著であり、危機管理に一歩も二歩も遅れを取り右往左往する様を何度見せ付けられたことでしょう。総選挙での有権者の選択の誤りが明らかになったことと思います。
 
 「エネルギー戦略と地球温暖化対策」、「東アジアにおける安全保障」、「貿易自由化交渉」などの国際的課題から「国内経済の活性化」、「財政再建」、「社会保障制度と税の一体改革」などの国内的課題が挙げられますが、いずれの課題もそれらの解決に向けた道筋は見えず・示されず、「お題目的」に唱えられているような印象を受けます。
 
 
 国連での地球温暖化対策を提案した総理と同様に、サミット首脳会議で消費税増税発言をスタートさせ、国内論議に付されようとしています。 提案・議論の場の順序に強い違和感を覚えます。「社会保障と税の一体改革」についても、公表された内容からは、あの手この手で国民に負担を求める姿がその改革案の本質ではないでしょうか!
 
 政権公約が破綻した現状では、見直しを踏まえて総選挙によって民意を問い直す必要があると思います。明確な争点をそれぞれが掲げて有権者に選択を委ねるタイミングに差し掛かっており、そのことが国民が感じている「閉塞感」の打破に繋がるのではないでしょうか!
 
 新しい年を迎えて、国民に審判を得た上で、少しでも将来に希望を抱けるような政策が提案され実行されることを期待しています。
 
 
 
2012年 元旦
 
青柳 俊
先見創意の会 代表幹事

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