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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2010.08.20
閉経後のエストロゲン単独使用と肺癌の関連性
 閉経後の女性でエストロゲンとプロゲスチンを併用している場合、肺癌になるリスクが増大するという研究がいくつか報告されていたが、エストロゲン単独使用の影響は分かっていなかった。今回Women’s Health Initiative trialという大規模研究の一環で、その影響が調査された。その結果によれば、閉経後にエストロゲンを単独で使用していても肺癌に罹患する危険性は増大しない。この研究は『Journal of the National Cancer Institute』8月13日号に掲載された。
First released 13 Aug 2010 @
青少年のアセトアミノフェン使用と喘息のリスク
 一月に一回程度アセトアミノフェンを使用する青少年では喘息発作を起こす危険性が2倍に高くなる。Medical Research Institute of New Zealandの研究チームはその研究結果を『American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine』最新号に発表した。
First released 13 Aug 2010 @
初回尿路感染における過剰免疫反応の問題
 初回尿路感染時に免疫反応が過剰になることで膀胱がダメージを受け、結果として感染が長引いたり再発を繰り返すようになる可能性がある。Washington University School of Medicineの研究チームはマウスを用いた研究で上記可能性を示唆した。また同時に免疫反応を抑制することにより膀胱のダメージを抑えることも出来たと発表した。この研究結果は『PLoS Pathogens』8月12日号に掲載された。
First released 12 Aug 2010 @
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