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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2010.03.19
救急外来での不適切な投薬
 救急外来での65歳以上の高齢者に対する投薬では、効果と副作用についてよくかんがえられておらず、不適切な処方がなされることが多い。特に多いのが鎮痛薬や抗ヒスタミン薬などである。この研究はUniversity of Michigan Health Systemの研究者らによって『Academy Emergency Medicine』最新号に掲載された。
First released 12 Mar 2010 @
ビタミンDとカルシウムの相互作用
 骨粗鬆症の予防のためにカルシウムの摂取が積極的に勧められているが、ビタミンDの影響も十分に考慮するべきである。血液中の活性型ビタミンDの濃度が十分であればそこまで大量のカルシウムを摂取する必要はない。この調査はUnited States Department of Agriculture-Researchの研究者らによって行われた。
First released 12 Mar 2010 @
人工膝関節置換術後でも運動は問題なし
 Knee Societyでは人工膝関節置換術後(TKA:Total Knee Arthroplasty)には強い力が膝に加わるスポーツを行わないように推奨している。例えばエアロビクスやラグビー、サッカーなどである。Mayo Clinicの研究チームはTKA後に重労働についている患者と前記のような運動を行っている患者を、そういった活動を行っていないコントロール群と比較した研究をAmerican Academy of Orthopeadic Surgeonの学会で発表した。その結果によれば、平均七年半経過して人工関節に問題は発生せず、術後成績はむしろコントロール群に比べて良くなる傾向が見られらた。
First released 12 Mar 2010 @
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