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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2010.02.26
C型肝炎治療に合併する貧血を防ぐ
 C型肝炎の治療に伴い貧血が発生することがあるが、それらは主に赤血球の破壊による。時にその病状は深刻で治療をやめざるを得ないときもある。Duke University’s Institute for Genome Science & Policyの研究者らは、ITPAという遺伝子の欠損により貧血を来たさなくなることを発見した。この研究結果は『Nature』のオンライン版最新号に掲載された。
First released 21 Feb 2010 @
癌術後男性患者のQOLと血中テストステロン濃度の関係
 癌の手術を行った男性患者に放射線治療や化学療法を行うと、血液中のテストステロン濃度が下がり、その結果、活力が無くなったりQOL(Quality of Life:生活の質)が低下する場合がある。テストステロンの減少は、患者の15%程度に起こるとされている。今回University of Sheffield in the United Kingdomの研究チームは、健康な213人の男性と癌手術後の176人の男性患者を比較した研究結果を『Cancer』最新号に発表した。
First released 22 Feb 2010 @
腹腔鏡下前立腺切除術と開腹手術の成績
 米国内で年間20万人が新たに前立腺癌と診断されている。またそのうちの3分の1は手術治療を受けている。開腹手術は現在一般的な手術とされているが、最近は腹腔鏡下手術も多く行われるようになってきている。Urology Service, Department of Surgery, Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, New Yorkの研究チームは 66歳以上の患者約6000名を調査し、両者の術後成績に大きな違いは無いとする研究結果を『Journal of Urology』最新号に発表した。
First released 22 Feb 2010 @
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