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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2009.09.11
トロポニンTは冠動脈バイパス術の予後予測に有用
 冠動脈バイパス術後に起こる心筋梗塞の判定にもトロポニンTは利用されているが、カットオフ値が低いため、術後心筋梗塞の判断には有用でない。しかし、その一方で全体的な予後の判定には有用で、術後のトロポニンTが非常に高値である場合、1年以内に死亡する確率が高くなることがわかった。この研究はMassachusetts General Hospital Heart Centerの研究チームにより、『Circulation』9月8日号に発表された。
First released 4 Sep 2009 @
抗癌剤のアルツハイマー病への有効性
 Columbia University Medical Centerの研究チームがマウスを対象に行った実験では、抗癌剤の一種、HDACインヒビターにアルツハイマー病に見られる短期記憶の喪失を防ぐ効果があった。この研究は『The Journal of Alzheimer’s Disease』9月号に掲載された。
First released 6 Sep 2009 @
インシュリン抵抗性に関わる遺伝子
 糖尿病の新しい治療法につながる研究結果が、カナダ、フランス、イギリス、デンマーク合同の国際研究チームによって発表された。今まで糖尿病発症に関わるとされてきた遺伝子は膵臓でのインシュリン産生に関係するものであるが、今回発見された遺伝子、Insulin Receptor Substrate1(IRS1)はインシュリンへの反応を低下させる作用(インシュリン抵抗性)を持つ。
First released 6 Sep 2009 @
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