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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2009.01.16
インシュリンと乳癌のリスク
 血中のインシュリンの濃度が高い閉経後女性は、乳癌になるリスクが高くなる可能性がある。一般に乳癌患者の多くは閉経後の女性であり、その危険因子として肥満があることは知られている。肥満の女性では血中のエストロゲン値が高く、そういった女性は乳癌になる危険性が高い。しかし肥満の女性には様々なホルモンバランスの崩れがあり、インシュリンが乳癌に与える影響は分かっていなかった。今回Albert Einstein College of Medicineの研究チームはエストロゲンのレベルをコントロールしながら研究を行うことにより、インシュリンが乳癌発症の危険因子であることを突き止めた。この研究は『Journal of the National Cancer Institute』1月7日号に掲載された。
First released 09 Jan 2009 @
心停止患者の治療では治療を受ける施設により救命率に差がある
 都市部の大きい教育研修病院で治療を受けた心停止患者の救命率は、地方の小さな病院よりも高くなる。University of Pennsylvania School of Medicineの研究チームは115000症例を対象に研究を行い、その結果を『Journal Intensive Care Medicine』に発表した。
First released 09 Jan 2009 @
睡眠は免疫力を高める可能性がある
 睡眠時間が長い哺乳類は寄生虫に感染しにくい。睡眠の効能は未だにはっきりとは解明されてはいないが、その効能の一つとして免疫力を高める作用がある可能性がある。この研究は『Journal BMC Evolutionary Biology』に掲載された。
First released 08 Jan 2009 @
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