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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2008.08.22
大腸の手術後の機能回復にガムが有用である
 ロンドンのSt. Mary’s Hospitalの研究チームが『Archives of Surgery』の8月号に掲載した研究によれば、大腸を切除した術後患者の腸管機能の回復にチューインガムが有用である。研究チームは2006年以前の5本の論文(合計158名の患者)をレビューしその結果を発表した。
First released 18 Aug 2008 @
冠動脈疾患のリスク判定に超音波検査は有効である
内頚動脈の超音波検査を行う際に、コンピューターを利用した新しい計測手法を用いると、冠動脈疾患の発症リスクの測定に有用である。Department of Angiography and Interventional Radiology at Medical University Viennaの研究チームは、1268名の患者に対し超音波検査を2回施行し、内頚動脈のプラークの評価と、その後の冠動脈疾患の発生状況とを調査した。この研究は『Radiology』9月号に掲載された。
First released 19 Aug 2008 @
手術中の癌組織を同定する新しい手法
 手術中に癌組織と正常組織を区別することは非常に困難であるが、Beth Israel Deaconess Medical CenterのJohn Frangioniのチームが開発した新しいイメージシステムを用いることにより、より正確に組織を区別し手術を行うことが可能になるかもしれない。このイメージシステムでは、術前に注射を行い癌組織を化学的に染色した後、手術中に特殊な光線を当てることにより、癌組織を眼で見える形で術者に示す。この研究は第236回のNational Meeting of the American Chemical Societyで発表された。
First released 19 Aug 2008 @
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