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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2006.11.17
一般女性のHPVの認知度は?
 ヒト乳頭種ウイルス(HPV)は米国で最も流行している性行為感染症であり、その中のいくつかのタイプは子宮頸癌の原因となっている。米国医薬品食品局(FDA)は2006年6月にハイリスクタイプのHPVに対するワクチンを承認したが、そういったHPV感染の診断や予防の技術の進歩にもかかわらず、ウイルスと子宮頸癌の関連は一般には良く知られていないというのが現状である。「一般人のHPVの認知度に関する研究」と、「メディア等での取り上げられ方がワクチン接種を促すか」という二つの研究がボストンで行われた米国癌研究会議(American Association for Cancer Research)の癌予防研究ミーティングで発表された。
First released 12 Nov 2006 @
次のインフルエンザ大流行に備えて
 インフルエンザの大流行に対して適切な対応手段をとらなければ、大変な苦境に立たされることになる。2006年11月に『Next flu pandemic: What to do until the vaccine arrives?』というタイトルの記事がコロンビア大学、メールマン公衆大学院の研究者らにより発表された。 その中で、手洗いやうがい、マスクの使用、患者の隔離といったワクチン以外の予防手段についての研究を行う必要があると述べている。
First released 10 Nov 2006 @
人工呼吸を行わない蘇生法
 現在のアメリカ心臓協会のガイドラインによれば、病院外での心肺停止患者に対して心臓マッサージと共に口対口の人工呼吸を行うとなっているが、アリゾナ大学サーバー・ハートセンターの研究によれば、口対口の人工呼吸を行わない心肺停止患者のほうが蘇生率が高かった。
First released 12 Nov 2006 @
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