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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2006.10.20
変形性関節症の自己管理プログラムを受けても除痛効果なし―British Medical Journal
 今回米国内で行われたランダム化臨床試験(Randomised controlled trial)によれば、膝や股関節に変形性関節症をもつ患者が自己管理プログラムを受講しても、不安を軽減させる効果はあったが、実際の痛みの改善はほとんどみられず、受診回数の減少といった効果も見られなかった。
First released 13 Oct 2006 @
バイオフィルムを分解する新物質を発見―米国 ビンガムトン大学
 ビンガムトン大学の生物学者デビッド・デービスは細菌の集合体であるバイオフィルムを分解する化合物を発見した。バイオフィルムは細菌が分泌した物質により構成されたスライム状の構造物でその中には多数の細菌が存在する。バイオフィルムは殺菌剤への強力な抵抗性を有し、院内感染の大きな原因となっている。今回発見された化合物はバイオフィルムを分解することにより、細菌に対する殺菌剤や抗菌剤、免疫機能の効果を1000倍近く高めると言う。
First released 12 Oct 2006 @
病院内での携帯電話の使用
 英国でも患者の安全面から病院内での携帯電話の使用は制限されていたが、医薬品・医療製品規制庁(Medicines and Healthcare products Regulatory Agency)は携帯電話の危険性はエビデンスに欠けるとし、制限を緩和する方針を打ち出した。 『Use of mobile phones in hospitals - British Medical Journal Volume333 pp767-8』より
First released 13 Oct 2006 @
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