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(掲載日 2007.03.06)
ナショナルセンターでも医療崩壊が始まった
投稿者  北海道在住 江原 朗
 3月1日の産経新聞では、国立循環器病センター(大阪府吹田市)で、外科系集中治療室(ICU)の専属医師5人全員が、3月末で同時退職することが28日、分かったと報じている。(SankeiWeb 07/03/01)

 この病院は、国内で実施された心臓移植の半数を手掛けるなど循環器病治療の国内最高峰であり、大学の医局からもたくさんの医師が留学するナショナルセンターである。これまでは、激務であっても高度な技術の取得のために医師は懸命に働いていたに違いない。

 しかし、時代は変わり、医師の勤務は過酷さを増していった。産経新聞によれば、国立循環器センターICUの医長を含む2人のベテラン医師は辞職の理由を「心身ともに疲れ切ったから」と説明している。

 使命感や自負心で日本の医療は保てなくなったことは明白である。医療の崩壊は僻地に限ったことではないのである。適切な労務管理を行い、継続性のある医療体制を構築しなければこの国の医療は荒廃してしまうだろう。
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